2005年「私をMt.Fujiへ連れてって」編
2005年は「富士山に必ず登れる方法で連れてって」という依頼の下、初めて小屋泊まりで
計画を立ててみました。
また、メンバーの足は自家用車を利用しないという条件で組みましたので、初めての試みが
多かった富士登山でした。
高速バスの利用を考えている方の参考になります。
予 定 2005年8月5日(金)出発〜8月6日(土)午後帰着
集 合 東京駅八重洲南口発 東京駅高速バス乗り場 (同 8:15AM)
解 散 JR
同行者 ゆきさん、かもさん(前年富士登山)、まるちゃん、てらいちゃん
※帰りのバスは予約せず。
当日の下山時間が制限されると行動に制約が出てしまうので、あえて予約しませんでした。
富士山からの下山状況から判断し、乗車可能となる時間帯をみて予約センターへ電話。
途中「足柄SA」で10分の休憩はありますが約2時間30分のバスの旅。
全席禁煙・トイレ付
富士宮駅到着後、富士宮駅11:05発の登山バスに乗車予定
こちらは路線バスとなるため予約ができません。
状況によっては富士宮からタクシーで行くことも考えておきます。(小型4人乗り 8,600円)
富士急石川タクシー 0544−24−2222
篠原タクシー 0544−26−4111
岳南タクシー 0544−26−4114
富士宮交通 0544−27−1234
ホンダタクシー 0544−26−5113
昭和タクシー 0544−26−2031
富士宮駅〜新5合目
8:15 東京駅八重洲南口バス乗り場(1番)集合(構内のチケット売り場で乗車券購入)
8:30 富士急バス 103便 出発
途中 足柄SAで休憩(10:08〜10:18)
SAの外れに停車のためクズカゴまで大変遠かったです。
11:00 富士宮着(予定時刻10:51)
富士宮バスターミナルのチケット売り場で登山バスの往復チケット購入
登山バスに間に合ったのでタクシーは使わずに行くことにしました。
11:15 富士宮駅 富士急登山バス出発(予定時刻11:05)
途中富士浅間大社の湧玉の池と表富士グリーンキャンプ場にて休憩
新富士駅発のバスなので新幹線利用の登山客でほぼ満員だったですね。
お金は倍になるけど、人数が合うなら、タクシー使ってもいいかもしれません。
12:45 富士宮口新5合目(2400m)
5合目レストハウスにて昼食。
(山菜入り?醤油ラーメン700円、ライス200円)
同行者、金剛杖購入(800円)
ストレッチをし、靴紐をしめ直して、出発準備
それなりに涼しくなったので適当に着替えて出発。
13:16 登山開始
昨年より山小屋に有料バイオトイレが充実してきましたのでトイレの心配はそれほど
なくなりました。
この辺りまではドライブに来た観光客が富士登山の雰囲気を味わおうとサンダル履
きのハイカーとかもいて、まだまだ富士登山とは言えません。
足慣らし、息慣らしでゆっくりと歩きました。
13:40 新6合目(雲海荘・宝永山荘)着(2490m)
5分くらいの小休止
水分補給、服装のチェック
13:45 新6合目出発
砂礫の斜面が多いので、ゆっくりとジグザグに高度を上げていく。
14:35 新7合目着(御来光山荘)(2780m)
10分くらいの小休止
水分補給、服装のチェック
14:45 新7合目出発
ここはペースが速すぎたようで、負担を掛けてしまいました。
15:25 元祖7合目着
(山口山荘)(3010m)
15分の小休止
水分補給、服装のチェック
15:40 元祖7合目出発
中間地点で5分の休憩
かもさんは携帯で話しながら登ってきます。
さすが、経験者。
16:25 8合目着(池田館)(3250m)
15分の小休止
水分補給、服装のチェック
16:40 8合目出発
平成17年新しく設置されたバイオ式トイレ脇から通り抜けブルドー
ザー道から山腹を横切って御殿場口登山道へ。
このルートを取る人はほとんどいないので、夜間やガスが出ているとき
このルート経験者がいないなら歩かないようにしましょう。
せっかく8合目まで登ったと思うと御殿場口の7.8合目に出ますので凄く損
をした気になりますが、富士宮口の8合目から頂上までのコースタイム(2時間)
と御殿場口の7合目から頂上のコースタイム(2時間5分)ということからも判る
ように、実は山頂までの距離は確実に短くなっています。
16:50 御殿場口着
17:05 赤岩8合館着(3350m)
6500円(1泊2食付)+トイレ代200円 0550−84−5061
山小屋についたら、荷物を整理して、就寝に備えてトイレットペーパー、ヘッドラン
プ(ポケットライト)、水分補給用のペットボトル、トレーナーやセーターといった
防寒着をだしておき枕元へ、他の荷物については翌朝の出発時にすぐに出発
できる状態にして夕食を待つ。
夕食メニューのカレーライスは、「おかわり自由」(福神漬けとラッキョウも食べ放題)
様子を見ていると、到着した人から夕食をとっていましたが、最後の方で8時頃
でした。
山小屋のお茶は沢山飲んで水分補給をしましょう。(でも凄く薄かった)
水分を多くとることで高山病もかなり防げます。
ビールも1缶くらいなら良いかもしれませんがそれ以上は控えた方が無難です。
心肺機能への負担が大きく、高山病にも罹りやすくなります。
19:00 日の入り
夕食が終わってから雑談、消灯を待たずに寝床に入る。
ウェットティッシュで顔を拭いてお休み。
20:30 就寝
21:00 消灯
山小屋は男女相部屋ですがこの山小屋は比較的空いていると評判なので、1人布団
1枚分のスペースは十分ありましたが、上掛けが重ねてあるので厚い部分は3枚でして
凄く重かったです。
立てひざをしてスペース確保してからやっと眠りにつけました。
4:30 起床
白々と明けてきた外へ出てご来光。
4:50 日の出(予定時刻は4:40、雲海が広がっていたので10分遅れ)
5:00 朝食
朝食メニューは御飯・みそ汁・玉子・ハム
朝食が終わったら、出発準備をして白々と明けてきた外へ出て日の出の様子を見なが
ら登頂を開始します。
靴紐を締め直して、出発。
5:50 出発
山頂まで山小屋はないので時間で休憩をとりながら登る。
6:00 小休止(小屋跡5分)
水分補給、服装のチェック
6:25 小休止(7分)
6:53 小休止(5分)
7:25 御殿場口山頂着
(3715m)
山頂の気温は20度前後、比較的暖かい日。
7:28 出発)
7:30 富士宮口山頂着
富士浅間大社奥宮で参拝
8:10 剣が峯(3776m)着
2等三角地点上で記念撮影
山頂仮設トイレ立ち寄り
8:50 下山開始
靴紐の足首のところをきつめに締めて下山開始。
9:30 赤岩8合上の山小屋跡(5分)
9:48 赤岩8合館着(15分)
10:20 7合5勺(砂走り館)着
ここで登山道(上り)と別れ右の下山道、大砂走りを駆けるように下りる。
6合でスピードを上げすぎて宝永火口経由の富士宮口へのルートを通り過ぎ
ないように注意が必要です。
10:40 砂走り終了
11:10 宝永火口着(15分休憩)
富士宮ルートへ戻るための最後の登りがありますので、メンバーにはツライ最後の試練。
11:45 富士宮口新6合目着(5分休憩)
高速バスの予約富士急静岡バス 乗車予約:0545-71-2660
12:03 5合目駐車場着
バスチケット購入
富士急静岡バス 乗車予約:0545-71-2660
12:30 新富士行きバス出発(路線バスではなく観光バスが運行)
スバルラインの樹林帯は豪雨
バスが空いていたこともあり疲れて寝てしまう。
13:40 富士宮駅着
バスターミナルチケット売り場で予約した14:47発JRバスのチケット購入
駅前の食堂で名物の富士宮やきそば+ビールで乾杯
その後、東名の横浜料金所の大渋滞の影響でJRバスが2時間遅れで運行している
ことが判明し、チケット払戻して急遽、三島経由の新幹線利用に変更。
15:56 三島発 こだま464
16:56 東京着
この日は小学校のクラス会があり、下山姿のまま金剛杖を持って出席。
途中から寝ててよく覚えてませんでした。