2006年「私をMt.Fujiへ連れてって編2」
今年も昨年、行けなかったメンバーを連れて当初7月28日を計画をしておりましたが
長引く梅雨の影響で中止となってしまい翌週、前々年、やはり天候による予定変更で
不参加となったボンボヤージ佐野さんを連れて富士山へ行ってきました。
予 定 2006年8月5日(土)出発〜8月6日(日)午後帰着
集 合 武蔵野北高正門前 8月5日午前8時30分
同行者 ボンボヤージ佐野
8:30 武蔵野北高正門前
佐野さんピックアップ
9:30 東名高速 東京IC
8月の第1土曜で梅雨が長引いたため久しぶりの晴れ間で渋滞
12:30 東名高速 御殿場IC
途中で購入したお弁当を食べながらの運転
御殿場口8合目の赤岩八合館へ電話をすると明日の富士登山駅伝のため満員
で予約が取れないとのこと。
また、富士宮口の8合目池田館へ電話をすると本日は混んでいて早いもの勝ちという
返事が返ってきた。
13:30 水ヶ塚休憩所(2合目)
この日の午前0時からマイカー規制の為、スカイライン通行止め
佐野さんがここで金剛杖を800円で購入(山のものより長いので優れもの)
13:45 シャトルバス出発(30分間隔だったが、人が多いため45分に出発)
5合目まで、往復1,300円
隣には韓国からの登山客
5合目は予想以上に涼しく18度くらいか?
14:15 富士宮口新5合目(2400m)
ストレッチをし、1枚はおって靴紐をしめ直して、出発
14:22 登山開始
佐野さんが先に登っていくが、結構早いペース。
ひょっとしてガンガンに行ける口かな?っと思いつつ6合目を目指す。
14:36 新6合目(雲海荘・宝永山荘)着(2490m)
5分くらいの小休止
水分補給、服装のチェック、1枚脱いでTシャツに戻す。
14:40 新6合目出発
佐野さんのペースが早いので僕が先を歩いてみる。
14:56 6合5勺の山小屋跡
まだ体も慣れてこないので早めに小休止
15:25 新7合目着(御来光山荘)(2780m)
10分くらいの小休止
水分補給、服装のチェック
佐野さんの様子と時間から本日の宿を元祖7合目とする。
15:31 新7合目出発
砂礫が多く、佐野さん苦戦。
多くの登山者がこのズルズルという登りに嫌気を覚える。
ひたすら我慢強く、登るのみ。
途中で1度休憩(15:50)
16:15 元祖7合目着
(山口山荘)(3010m)
下から見上げるとオレンジの椅子の背もたれが目立つ。
八合目まで行ってもまだ小屋には泊まれたとは思いますが、早めの休息が第一と考え
今回はここで一泊とする。小屋の前には雪ダルマが溶けずに残ってる。
今年は7月が涼しかったせいで、ここ7合目でもまだ雪が残ってるわけである。
(翌週の13日、富士山は寒気団の影響で山頂は真夏にも関わらず白くなってました)
小屋に入ると従業員の皆さんはお食事中(多分晩飯)
平日は7000円ですが、この日は土曜日なので8000円(1泊2食付)
到着後、宿帳に記帳し、帳場横の広間でくつろぐ。
佐野さんは速攻で冷たいポカリ(¥500)を購入。
その後、まだ7合目ということもあり缶ビール(¥600)で乾杯。
17時30分に奥の寝床に案内される。
すでに高山病で寝込んでいる先客もいる。
17時45分から順次、晩飯(レトルトカレー)
食事後、とっとと就寝。
二人で1つの布団に寝るというスペースだが、小屋の中も思ったより温かい。
結論から云えば、防寒具を着ていれば、上掛けはいらなかった。
0:30に朝食(弁当)の配給
登山道が混んでいるので、通常の1:00より早めの配給とのこと。
僕らは山頂でのご来光はあきらめて、御殿場口8合目からのご来光を目指すことにした
ので、3時まで寝る。
3:10 元祖7合目出発
空には大きな天の川、東の眼下にはオリオン星座が見える。
夜行登山の予定のなかった僕はペンライトを持ち合わせなかったが、佐野さんはヘッド
ランプをつけていたので、先行してもらう。
この日は月も西側に隠れてしまったあとのようで、足元は暗かったが、さして足場の確
保には苦労をしなかった。 僕自身はやはり夜行が好きな人間である。
4:00 8合目着(池田館)(3250m)
富士宮口の7合目から上ではご来光を拝めないので、予定通り御殿場口へ向かう。
まだ、足元暗いなか、小屋のトイレ脇から裏に抜けていく。
あいかわらず、このコースを歩く人はいない。
4:25 赤岩8合館着(3350m)
佐野さんは、いや1日目にここの予約が取れなくて良かった。
とても初日にここまで来れないとのこと。
昨日、予約を断られただけに小屋の前には駅伝ランナーと思われる方、応援の方が多
く、ご来光を待っている。
暫く、一緒に待っていたが、下界の雲は厚く、通常の日の出よりかなり遅れそうと判断し
上へ上へと少しずつ歩を進める。
4:52 日の出
より赤く染まっていた一箇所の雲の切れ間に太陽がようやく顔をだす。
5:03 小休止(小屋跡5分)
水分補給、服装のチェック
5:45 小休止(5分)
6:15 小休止(5分)
6:48 御殿場口山頂着
(3715m)
佐野さんに高山病の症状も出ていることから、ここで朝食の大休止
元祖7合目の朝食弁当は白米に梅干、昆布巻き、タラの佃煮、沢庵という佃煮と漬物
に満たされたものでしたが、僕としてはおいしかったです。
佐野さんは高山病の影響で食欲がないらしく、少しだけ食べてウイダーインゼリーでカバ
ーし、富士宮口へ移動
7:15 富士宮口山頂着
富士浅間大社奥宮で参拝
金剛杖に[富士頂上][富士奥宮]の朱印を押してもらい、山頂郵便局で会社宛に暑
中見舞いを書く。
始めて知ったが、ここではハガキはバラ売りをしておらず6枚セットか200円切手を貼っ
た異常に高いハガキ1枚しか買えません。
やはり、下から書いて持っていくのが正解なようです。(今回は時間もなく書く暇も取れ
なかった)ちなみにこの「日本一高い郵便局」の消印つきの暑中見舞いは翌々日の8
日(火曜日)に会社に着きました。
剣が峯(3776m)は佐野さんの具合も悪いので、山頂の火口だけ拝んで下山開始。
なお山頂トイレ、2年越しにとうとう完成してましたね。
7:30 下山開始
靴紐の足首のところをきつめに締めて、下山。
上りの人達とかち合う富士宮口をあえて下山する。
8:00 9合5勺
8:30 9合目
9:04 8合目
9:43 元祖7合目
10:25 新7合目
11:03 新6合目
11:30 5合目駐車場着
11:50 水ヶ塚休憩所行きシャトルバス出発
12:15 水ヶ塚休憩所着
お土産を購入して東名足柄SAへ
まだ駅伝の影響があり、御殿場の陸上競技場まで下山道は渋滞
13:30 東名足柄SA着
昼食
東名は比較的空いており順調に帰宅
15:45 武蔵野に到着
帰宅後、シャワーを浴びて出てくるとちょうど富士登山駅伝の放映が始まっていた。
修理を依頼していたPCを引き取りにいく元気も残っていたが、翌日の階段でなまって
いた体はちゃんとその弱り具合を証明してくれた。
残念!