2003年8月2日(土)夜出発〜8月3日(日)午後帰着17:30 武蔵野出発(58m)
参加者:おおた酋長ひであき
ゆうきリンリンひろし(2回目)
藤本アルペン康晴
北川リーダーQイチローグループ
北川1号(小5)
北川2号(小1)
としちゃん米田グループ
なの子ちゃん(中1)
なの子ちゃんのお友達(中1)
計画使用車:酋長号、ゆうき号、北川号の3台
年を重ねる毎に我が家族の参加が減ってきてしまいましたこの富士登山ですが、今回はとうとう家族参加は僕だけ、昨年も参加した親父仲間とその子供達というメンバーというわけで、今回も老若男女のおじや(おやじではない)部隊での富士登山記録です。
合流 (東館の中で待ち合わせ)
到着後メール送信、電話連絡
夕食
「店長おすすめスペシャルランチ」¥880を食べる
ミニカレー&ラーメン&フランクフルト&串かつっていうセットでした
「もうこの後は、5合目まで一気に行くのでトイレと朝食用にお弁当持ってきてない人に買うように」と全員に通達
このとき、弁当を持ってきているとしちゃんがしきりに「あとでどこか寄るのここで買ってもいいけど…」と云うのだがこのときは彼が何を云わんとしているのかわからず、「もう真っ直ぐいきますよ」とつれない返事をしてしまう。
20:40 東名足柄SA発
御殿場IC(444m)〜国道138号(山中湖方面)〜「荻原北」で国道246号を沼津方面)へ左折〜「ぐみ沢丸田」を右折(富士スカイライン看板あり)〜…
とここまで来て、ビールを買ってないことに気づき、としちゃんの意味深な発言の意味がやっとわかって大爆笑
「いやあ、忘れちゃったのかなあ、富士山登る前だし、自分からはあんまり云えないなあ」と遠慮してたらしい
という訳で、ここでコンビニに寄ってから〜水ヶ塚駐車場(旧料金所)(1463m)を右折〜富士宮口5合目駐車場(500台)(2400m)
22:00 富士宮口着
まだ駐車場も空いており、バスターミナル隣に無事3台とも近いところに駐車スペースを確保。
今回は久しぶりに小学生もいることで、早朝からの出発にするので、日の出前まで車中泊。
ビールを飲んでから就寝
車の中なので、楽には寝れないが、まあ外よりは良い。
そう、こういうときはエノコミー症候群が心配です。
4:00 起床
朝食をとり、身支度を整えて出発準備。
この時、注意しなくてはいけないのは車内のライトの消し忘れ。
ちょうど暗いときに起きてライトを付けるのですが、徐々に明るくなるのでうっかり忘れそうになる。
4:51 登山開始
金剛杖買って行くのをお勧めして、アルピニストの藤本さん以外の初富士山の皆さんは購入。
ここで驚いたのが杖の重さ。僕の10年ものと比べると凄く重い。やはり木が持っている水分っていうのは凄い量なんですなあ。
登ってすぐの処にある有料トイレで用を足して、下界を見ると雲海に影富士がしっかりと映っている。
今年からはここ富士宮口のトイレは全てバイオトイレになったようで、料金は¥200。 「こんなにはっきりと見えることって珍しいよ」と子供達に伝えると北川1号が凄い興奮状態になっている。
興奮してしゃべりまくっている子供達が案の定、凄いいきおいで登ろうとするので、そんなに急いじゃダメと制し、先頭の僕を抜かさないように云うがどうにもすぐに上に出てきてしまう。
そうこうしているうちに1号がはあはあと息が荒くなり、「おなかが痛い」という。
みんなを止めて、様子を見てからちょっと歩いてみると今度は「足がいたい」という。
これは塩梅悪いということで、サブリーダーの藤本さんにみんなを託し、北川ファミリーと一緒に現場に留まる。
どうも興奮しすぎて、高山病に罹ったと思われる。
酸素ボンベ吸って、暫く休んだあと、だましだまし新6合を目指す。
5:30 新6合目(雲海荘)着(2500m)
倍以上の時間を掛けて、ゆっくりと新6合目に着くと先行部隊のみんなが待っていてくれていた。
1号をトイレに行ってから5分ほど休憩し、それじゃあと皆で出発するが、登り始めてすぐに調子が悪くなり、もう1度、みんなを先行させて、トイレに引き返す。
とりあえず、ペースを気にする同行者もいなくなった所で、牛歩の歩みでゆっくりゆっくりと登ると、どんどん元気が出てきた。
6:43 新7合目着(2780m)
またまた、みんなが待っていてくれた。
眼下には駿河湾が広がり、良い眺め。
何が無く休んでいる子供達の写真を撮っていると、僕の隣に座っていた女子大生が僕の方をみて、「綺麗ですね」と云う。
「えっ?」って聞きなおすと僕の顔を見てあらためて「綺麗ですね」って云ってくる。
「何がですか?」って聞き返すと「えっ、景色が…」でようやく理解したのは、僕が景色を撮っていると思って声を掛けてきたという訳。
「いやあ、そこの子供達を撮っていたものだからわかりませんでした。僕の顔が綺麗なのかと思ってドキッとしましたよ!」って云ったら。
その女子大生のお友達も「そうそう、なんでおじさんをナンパしてるんだろうって思ってた!」と皆んなで大笑い。
やっぱり富士山は楽しい。
7:47 元祖7合目着(3010m)
少し、空気に湿り気が出てきた。
ときどき雲が流れるがまだまだ良い景色が見える。
8:40 8合目着(3250m)
9:48 9合目万年雪山荘着(3460m)
今年は万年雪は残っておりませんでした。
下の方でヘリコプターが飛んでいるのが見えるが、視線が低いとラジコンに見えてしまうのは何故だろう?
かなりしんどくなってきたトシちゃんも酸素ボンベを吸ってみる。
どう?って聞くと「う〜ん、なんとも云えない…」
10:55 9合5勺着(3590m)
最後の九十九折で休憩を要求していたあの1号も頂上がそこにはっきりと見えると一気に頂上へ(笑)
子供は分かりやすい…
11:56 富士宮口山頂着(3740m)
頂上小屋に入って昼食をとる。
800円のカップラーメンとおにぎり2つを食べる。
アルペン藤本は山男なので、小屋でビールの乾杯をしたあと、外に出てコンロでレトルトごはんとカップ麺を作っている。
今回の目的の1つでもある、僕らオヤジ主催の土曜コンピュータ教室で子供達が作った120枚ほどの暑中見舞いを山頂郵便局から投函し、剣が峰を目指す。
山頂のトイレは工事中で、仮設トイレが4基あるのみなので、トイレの処理力が心配だ。
13:20 剣が峰(3776m)到着
今年で閉鎖となる山頂測候所でしばらく時間を過ごす。
14:11 下山開始
中1の女の子達は「登りはいいけど、下りはつまらない」と淋しいことを云うので、大砂走りの歩き方を教えてあげたら、「うわあ楽しいっておおはしゃぎ」しだした。
15:00 8合目
15:25 7合9勺の赤岩8合館
15:55 7合5勺の日の出館
16:30 大砂走り終了(6合目の宝永火口下山口)
左に小さな看板があり、右側に小さな分かれ道なので、ガスっていると調子に乗って砂走りして行き過ぎる危険性大。
17:05 宝永火口着(2430m)※宝永4年(1707年)の大噴火の爆裂火口
火口にはテーブルとベンチがあり、ちょこっと休憩してから、富士宮口との間にある尾根へ10分登ると正面に谷を挟んで宝永山荘の裏が見える。
尾根上でもう1度ちょこっと登って谷を巻きながら新6合目へ到着。
17:40 富士宮口の新6合着(2500m)
ここで休憩していると友人のカメラマン澤野から「今、5合目に写真撮影に来ている」と携帯に連絡が入る。
もう、ここまでくれば問題も無いので、藤本さんにみんなを託して、先に走って下山。
17:45 5合目駐車場着(2400m)
澤野くんの今回の写真はWebサイトのニコンサロンで発表する作品なのだそうだ。
後日、Web上で作品を見たがなるほど僕らの写真とは色が違うなあと思った。
いや、今年もなかなか大変でした。
1号、また行こうな富士山。
17:55 5合目駐車場全員到着
今回は休憩所地下のお土産屋さんで溶岩状のお砂糖のお土産を購入しました。
ちなみに会社でコーヒーに入れると凄くおいしいと評判でした。
18:15 5合目駐車場発
19:00 東名御殿場インター着
19:30 東名渋滞
22:00 東名アウト
23:00 武蔵野着